「風の渚/twelve ocean architecture conceptions」奥田 祥吾

shibuya somoでは奥田 祥吾さんのdrawing展示会を開催いたします。

 

7/17~7/21   10:00~18:00

 

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プロフィール

奥田 祥吾

1983年11月 東京都生まれ
2006年3月 日本大学理工学部海洋建築工学科 卒業
2008年3月 武蔵野美術大学大学院造形研究科建築コース 修了
2012年4月 奥田祥吾建築都市研究所 設立
アトリエ系の建築家として、自然や人間との関係性を深めた設計・創作活動を行っている。(www.soao.jp
この度、shibuyasomoにて初のdrawing展示会を行う。

 

✴︎作品概要文「風の渚/twelve ocean architecture conceptions」
晩年の菊竹清訓氏に提案した胎盤都市構想、作家自身の卒業設計・修士設計に続く、海洋建築構想を行う建築家によるコンセプチュアルドローイング展
月の暦にそって、人間の多様な〝こころと精神〝を表現して製作されたブックサイズの12作品は、どれも作家自身の何気ない日々の日常や、普段からよく出向く海の風景、季節毎に思い描く幼少からの記憶から自然と浮かび上がったものです。
作品の材料には、作家が知り合いの先生から頂いたガウディのトカゲのオブジェやネパールの手漉きのロクタ紙、自身のアトリエに普段からある古い建築雑誌の断片、貝殻や流木等の自然素材を使用しており、作品に見られる波の渦を思わせる配置やアンモナイトの化石等の生命モチーフは、コンテンポラリーな表現により有機的でありながらも抽象画のような印象となっています。
展示会の名前にもなっている作品〝風の渚〟は、開催日である7月17日〔海の日〕にやってくる海風を集めた様相をイメージした海洋建築構想です。
完成した12のドローイング作品は、それぞれが季節毎の詩情を宿し、どこかさりげなく宇宙や生命との繋がりを生み出しています。